新型V36「スカイラインクーペ」は、従来のスカイラインセダンで目指してきた世界トップクラスの魅惑・洗練・高性能というコンセプトをさらに高めた、「超魅惑・超洗練・超高性能」を商品コンセプトとして開発された。
V35型スカイラインセダンより採用したFMパッケージを引き続き採用、ポップアップエンジンフードをはじめとする安全・環境要件へ対応させた新開発FR-Lプラットフォームを採用する。
新機構VVEL(バルブ作動角・リフト量連続可変システム)を採用した新開発「VQ37VHR」(333馬力)ユニットを搭載、フルレンジ電子制御5速オートマチック、もしく6速マニュアルトランスミッションの設定。
標準「370GT」と本革シート採用の「370GT タイプP」は5速ATのみ、6速マニュアルも用意する、よりスポーティな「370GT タイプS」、最上級「370GT タイプSP」をラインアップする。
タイプSとタイプSPには、専用フロントバンパーと張り出し感の強いサイドシルスポイラーを装着。
それに日産独自のシステム「4輪アクティブステア(4WAS)」を採用し、ステアリング操作に対する前後のタイヤの切れ角を車速に応じて調整することで、低中速では思い通りの、高速では安定した滑らかで無駄のない走りを実現させる。
インテリアは、高級感を高める手縫いの平行ステッチを採用した本革巻ステアリング、軽量で剛性感の高いマグネシウムを採用したパドルシフトなどにより、走る楽しさを演出する。
その他装備として、バイキセノンヘッドランプ、自動的にヘッドランプの照射範囲を変化させるアクティブAFS、左右独立温度設定プラズマクラスターフルオートエアコン、7インチワイド液晶モニター、インテリジェントキーシステム、プッシュエンジンスターター、ファインビジョンメーターなどプレミアム上級クーペにふさわしい快適装備を標準とする。