ソリオバンディットのグレードに違いはある？ソリオとの違いも4項目に分けて解説

「ソリオバンディット」は、スズキのワゴンRワイドがルーツのコンパクトトールワゴンです。ワゴンRワイドの後継としてソリオが誕生します。

 

ソリオの2代目の中盤からラインアップにプラスされたソリオバンディットとソリオの基本的なスペックは同じです。ソリオ・ソリオバンディットともにハイブリッドシステムをラインアップすることで、低燃費を実現しています。

 

今回はソリオバンディットに焦点を当て、グレードによるハイブリッドシステムの違いや、インテリア、エクステリアを紹介します。また、ソリオとの新車価格、中古車価格の比較もしています。

 

※目次※

1.ソリオバンディットはグレードでハイブリッドシステムが異なる

2.ソリオバンディットはグレードによりハイブリッドシステム以外にも違いがある

3.ソリオバンディットの内外装の特徴を紹介

4.ソリオバンディットとソリオの特徴の違いは何？

5.ソリオバンディットとソリオの価格を比較

6.人気の高いソリオバンディットをネクステージで見付けよう！

7.まとめ

 

 

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ソリオバンディットはグレードでハイブリッドシステムが異なる

「ソリオバンディット」は、スズキが発売している小型乗用車です。グレードは2種類のみで、低燃費ながらも力強い走りを両立させたHYBRID SV（ハイブリッド）と、モーターアシストによる低燃費性能とスムーズな走行が特徴のHYBRID MV（マイルドハイブリッド）が選べます。

 

まずは 2グレードの特徴や違いは、どのような点にあるのか見ていきましょう。

 

ソリオバンディット HYBRID SV（ハイブリッド）の特徴は？

ソリオバンディットのHYBRID SVグレードには、発進・加速時に瞬時に力を発揮するMGU（駆動用モーター）が採用されています。

 

MGUは回転数が低い状態から大きな力が得られ、単体でも最高トルク30N・mを発生させる高効率モーターになっています。MGUのみでのEV走行が可能な他、アクセルの踏み込みの強さによってモーターの出力がプラスされ、スムーズな発進や加速もできます。

 

クラッチとシフト操作をコンピューター制御で行うことで、MTとATの各長所を取り入れたAGS（オートギヤシフト）を採用しました。エンジンの出力をサポートする機能を持つため、MGUとAGSの相乗効果で低燃費とパワフルな走りを実現しています。

 

また、パワフルな発進・加速にも適応できるよう、高電圧リチウムイオンバッテリーのパワーパックを車体後部に設置し、後方トランクの下スペースに収まるコンパクトな設計で、ゆとりある車内空間を実現しました。

 

ソリオバンディット HYBRID MV（マイルドハイブリッド）の特徴は？

HYBRID SVと同じ、優れた熱効率と静寂性を追求した4気筒デュアルジェットエンジンを採用し、HYBRID MVでは、高い発電効率が特徴のISG（モーター機能付発電機）と、発進時などの加速性能や高速域での燃費性能を両立させたCVTを組み合わせました。

 

ISGにはモーター機能が付加されています。減速エネルギーを利用し発電効率を高め、エンジンの再始動時の他、加速時のモーターアシストも可能です。このISGを採用することで、エネルギーの使い方・ため方にも工夫が施されています。

 

減速時はそのエネルギーを活用し、アイドリングストップ車専用の鉛バッテリーと、大きな容量で頻回に行われるアシストを可能にするリチウムイオンに充電します。反対に、加速時には充電した電力を生かしモーターでエンジンをアシストし、燃費の効率向上を実現させました。

 

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ソリオバンディットはグレードによりハイブリッドシステム以外にも違いがある

ソリオバンディットのグレードは、ハイブリッド（HYBRID SV）の2WD、マイルドハイブリッド（HYBRID MV）の2WD/4WDの2種類です。

 

ここではグレードによる燃費の違いと、安全装備/メカニズム、快適装備、エクステリア、インテリア、収納スペースの違いなどを表で分かりやすく一覧にしました。

 

燃費性能

ソリオバンディットのグレードと駆動方式による燃費の違いは以下の表の通りです。ハイブリッド（HYBRID SV）の方が、マイルドハイブリッド（HYBRID MV）に比べて、すべてのモードにおいて低燃費を実現しています。また、駆動方式はフルタイム4WDよりも2WD（前輪駆動）の方が低燃費です。

（2023年6月時点の情報です）

 

装備や機能

ハイブリッド（HYBRID SV）とマイルドハイブリッド（HYBRID MV）の装備や機能の違いは以下の表の通りです。オーディオに関しての違いはありません。

（2023年6月時点の情報です）

 

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ソリオバンディットの内外装の特徴を紹介

ソリオバンディットの2グレードの違いが分かったところで、次はバンディットのインテリア・エクステリアについて見ていきましょう。

 

ソリオバンディットは、広々とした車内空間や、指先のワンタッチで開閉が可能なスライドドアなど魅力的な装備が充実しています。ユーザー好みに仕立てられるよう、カスタマイズ用のアクセサリーパーツが豊富に揃う点も特徴です。

 

ソリオバンディットのインテリアは？

ソリオバンディットは室内長2,500mmのゆったりとした車内空間の広さが特徴です。リアシートのスライド＆リクライニング機構により、左右のシートごとで角度や位置が調整でき、幅広い空間を作ることも可能です。

 

後部座席にはパーソナルテーブルが装備されてドリンクも収納できるようになっています。運転席はアイポイントが高めに設定されており、フロントからの見晴らしが良く、運転するときも快適です。強度をキープしつつフロントピラーを細くし、できるだけ死角を少なくするなど、安全面にも配慮した造りとなっています。

 

後方のトランク部分は開口部を大きくし床面は低く設計、荷物の出し入れがしやすい高さが特徴です。リアシートはトランク側からでも倒せるよう、シート肩部分にスライドのツマミが設置されています。

 

ソリオバンディットのエクステリアは？

ソリオバンディットは、両側にスライドドアが標準搭載されています。開口部を広く設けステップの高さも低くするなど、乗り降りしやすいことが特徴です。左右のスライドドアには、指先で触れるだけでドアが開くワンアクションパワースライドドア装備を搭載しました。

 

事故を未然に防ぐための安全性の高い機能も多数装備しています。夜間時に前方の車・歩行者との距離を検知し、衝突時の被害を軽減するデュアルカメラブレーキサポートのほか、踏み間違いやシフトの入れ間違いによる誤操作を回避する機能などが搭載されています。

 

また、歩行者と万一の接触した場合に備え、頭や足などへのダメージを吸収し衝撃を軽減できる構造のボディを採用しました。フロントバンパーやフードパネルなどの車体前方に備えています。

 

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ソリオバンディットとソリオの特徴の違いは何？

スズキの車であるソリオバンディットとソリオは、もともとはコンパクトカーであったワゴンRワイドをルーツとする、5ドアのコンパクトハイトワゴンです。

 

ソリオバンディットとソリオは名前も似ているため、どのような基準で選べばいいのか分からない方もいらっしゃるでしょう。ここからは、ソリオ・ソリオバンディットのエクステリア、インテリア、パワーユニット、ボディカラーの違いについて紹介します。

 

フロントマスク

ソリオバンディットのフロントマスクは、メインのLEDヘッドランプとポジションランプが分割されている2段式という大きな特徴があります。また、グリルは丸みを帯びていてかわいらしいデザインになっています。

 

それに対してソリオは、ヘッドランプユニットが大きく、グリルは横基調のデザインで、グリル下のラジエター取り入れ口へとつながっているため、スポーティで迫力のあるフェイスです。

 

室内のデザイン

ソリオバンディットもソリオも室内サイズは同じで、荷室床面長も同じです。リアシートのスライドも165mm、リアシートのリクライニングは最大56°と、こちらも変わりません。

 

インテリアカラーではソリオバンディットが赤を基調にしたシックな感じで、ソリオが青を基調にしていて、スポーティな印象があります。

 

両車ともに後席センターアームレストや後席両側にはパーソナルテーブルもあり、お子さまがいるファミリーにも使い勝手の良い仕様になっています。

 

パワーユニット

ソリオバンディットもソリオも同じ1,242ccの水冷直列4気筒エンジンを搭載しています。ソリオバンディットはハイブリッドとマイルドハイブリッドがあり、ソリオはそれらに加えガソリンエンジンも用意されています。

 

車種が違ってもハイブリッド、マイルドハイブリッドそれぞれの燃費は同じです。また、ガソリンエンジンは2WD、フルタイム4WDが選べ、WLTCモードでは19.0km/L（2WD）、17.8km/L（4WD）となっています。

 

ボディカラー

ソリオバンディットのボディカラーは、ハイブリッドはツートーン4色、モノトーン6色、マイルドハイブリッドはツートーン5色、モノトーンは7色を用意しています。

 

ソリオのボディカラーは、ハイブリッドツートーン5色、モノトーン6色、マイルドハイブリッドとガソリンエンジンは、モノトーン8色を用意しています。

 

ソリオバンディットのボディカラーは全体的にシックで落ち着いた色が多いのに対して、ソリオはオレンジパールメタリックやブルーメタリックなど鮮やかな色も選べるのも大きな違いでしょう。

 

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ソリオバンディットとソリオの価格を比較

実際に車を購入するときに一番気になるのが購入時の価格という方も多いでしょう。新車にするのか、手軽な値段で購入できる中古車にするのかも悩み所です。

 

また、ガソリンエンジンはソリオしか選択肢がありませんが、ハイブリッド、マイルドハイブリッドでしたらどちらの車もラインアップしています。

 

ここではグレードごとの新車価格の違いや、中古車市場での価格の違いについて解説します。ソリオ・ソリオバンディットを購入する際の大きな検討材料としてご確認ください。

 

新車価格の違い

新車価格ではソリオバンディットが212万5,200円~231万7,700円に対して、ソリオは164万7,800円~229万3,500円と、ソリオはグレードの価格差の大きいことが分かります。

 

ソリオバンディットのメーカー希望小売価格（消費税10％込み）

（2023年6月時点の情報です）

 

ソリオのメーカー希望小売価格（消費税10％込み）

（2023年6月時点の情報です）

 

中古車相場の違い

次にソリオバンディットとソリオの中古車価格を確認してみましょう。ネクステージで年式、走行距離の条件を付けずに最安価格と最高価格をそれぞれ比べてみました。

（2023年6月時点の情報です）

（参考：『ソリオバンディット（スズキ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

（2023年6月時点の情報です）

（参考：『ソリオ（スズキ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

ソリオは新車価格の幅が大きいために、中古車での価格幅も大きいということがいえます。

 

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※価格は支払総額

人気の高いソリオバンディットをネクステージで見付けよう

ソリオバンディットの中古車を探すならば、全国に店舗がある中古車ディーラーだと探しやすいでしょう。中古車の販売を行うネクステージは全国に店舗展開をしており、グループ総在庫として3万台以上の中古車を取りそろえています。

 

また、北海道から沖縄まで全国から中古車を取り寄せられるので、わざわざ遠い店舗まで足を運ぶ必要はありません。実車確認も可能なので、安心して購入できます。条件にぴったり合ったソリオバンディットをぜひお探しください。

 

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まとめ

ソリオバンディットは、すべてハイブリッドモデルのため低燃費かつ走行性の高さが特徴の人気車種です。新車価格はHYBRID SVグレード（2WD・5AGS）で231万7,700円（税込）、HYBRID MVグレード（2WD・CVT）で212万5,200円（税込）です。

 

ソリッド バンディットの中古車価格帯は122万9,000円~204万円と新車に比べると購入しやすくなっています。新車に比べて納車も早いという点も利点でしょう。中古車探しの際は高品質な中古車を豊富にそろえるネクステージへお任せください。

 

 

 

■この記事の執筆者

鈴木博之

エディター／ライター

出版社でさまざまなジャンルの雑誌編集を経験したのちフリーランスとして活動。現在は自動車だけでなく、EVバイク、電動アシスト自転車など、面白い乗り物を見つけては取材しているフリーランス編集ライター。

 

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